茨城県ひたちなか市津田の空き家を購入後、徹底的に片づけました|空き家問題の解決と再活用へ

はじめに

近年、日本全国で深刻化している「空き家問題」。
特に地方では、相続や高齢化によって管理されないまま放置される家が増えています。
弊社(ひたちハウス/IIK株式会社)では、不動産業だけでなく、空き家の買取・片づけ・再活用までワンストップで行っています。

今回は、茨城県津田地区で購入した空き家の片づけ作業の様子をご紹介します。
写真とともに、空き家購入後のリアルな作業内容や注意点、そして再活用へのステップをご説明します。


目次

1. 津田の空き家購入の背景

今回の物件は、津田の住宅街にある築数十年の木造一戸建て。
前所有者様が数年間空き家として放置しており、家の中には家具や日用品がそのまま残された状態でした。

購入の決め手

  • 立地条件が良い:周辺に生活インフラが整っており、交通アクセスも悪くない
  • 建物の骨組みはしっかりしている:全面リフォームで再利用が可能
  • 土地活用の幅が広い:住居としても、賃貸・民泊・倉庫など多目的に活用できる

しかし、問題は「大量の残置物」と「長年の埃や汚れ」。
そのため、購入後すぐに片づけ作業を開始しました。


2. 片づけ作業の流れ

2-1. 現地確認と仕分け

まずは現地に入り、部屋ごとに残置物を確認。
タンスやテーブル、布団、家電製品、衣類、本、雑貨などが大量に残っていました。

ポイント

  • 再販・リサイクル可能なものは仕分け
  • 木製家具や古紙は処分対象へ
  • 貴重品や重要書類がないか入念にチェック

2-2. 大型家具の搬出

まずは家の動線を確保するため、大型家具から搬出。
軽トラックに積み込み、リサイクル可能な物と廃棄物に分けて運搬します。

この日はタンスや食器棚など木製家具を中心に搬出しました。
木くずや埃が舞うため、作業はマスク・手袋必須です。


2-3. 日用品・家電の回収

台所には鍋や食器、古い家電(トースター・ミキサー等)が残っており、こちらも一つずつ仕分け。
家電はリサイクル法の対象品目(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ)に注意し、適切に処分します。


2-4. 衣類や布団の整理

押し入れには布団や衣類が大量にありました。
再利用できる衣類は寄付やリサイクルへ、使用不可のものは袋詰めして処分します。


2-5. 細かい残置物の撤去

床や棚の奥には古い雑誌や小物類が残っていました。
特に紙類は湿気や虫食いがあり、処分時は注意が必要です。
また、金属類や陶器類は分別して廃棄場へ運びます。


3. 作業中の注意点

3-1. 貴重品や権利関係の書類確認

空き家の片づけでは、通帳、印鑑、土地権利証などが見つかる場合があります。
今回も、古い契約書や権利証が押し入れから出てきました。

3-2. 近隣への配慮

作業音や車両の出入りがあるため、事前に近隣へ挨拶。
特にトラック搬出の際は通行の妨げにならないよう配慮します。

3-3. 衛生面の対策

長年放置された家はホコリやカビが多く、場合によっては害虫も発生しています。
マスク・手袋・作業着は必須です。


4. 空き家片づけのメリット

  • 売却や賃貸に向けた第一歩
    残置物を撤去することで内覧がしやすくなり、売却や貸出がスムーズに進みます。
  • 劣化の進行を防ぐ
    荷物やゴミが湿気をため込み、建物の劣化を早めることがあります。片づけは建物保全にも有効。
  • 再活用の可能性が広がる
    片づけ後はリフォームや用途変更が可能になり、資産価値を高められます。

5. 片づけ後の活用計画

今回の津田の空き家は、片づけ完了後にリフォームを行い、賃貸物件として再生予定です。
場合によっては短期宿泊施設(民泊)や事務所としての活用も検討しています。


まとめ

空き家の購入から片づけまでは、不動産再生のスタートラインです。
残置物が多い物件は一般的な不動産会社では敬遠されがちですが、弊社では買取から片づけ、再活用まで一貫対応が可能です。

津田周辺で空き家の売却・片づけをご検討の方は、ぜひ弊社までご相談ください。
「売れない」と思っていた家も、再び価値ある不動産に生まれ変わります。

この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)

ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。

ひたちハスウ代表石川実似顔絵
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