【不動産取引Q&A】売買契約や所有権移転ってどこで行うの?場所の選び方と流れを解説します

不動産の売買において、買主・売主が顔を合わせて「契約」や「決済(所有権移転)」を行うことは非常に大切なステップです。

しかし、多くの方から次のようなご質問をいただきます。

「売買契約ってどこでやるの?」
「所有権移転って具体的にどこに集まるの?」
「遠方に住んでいる場合でも立ち会いは必要?」

本記事では、**不動産売買の「契約」や「所有権移転手続き」はどこで行うのか?**を、弊社の実例を交えながらわかりやすく解説します。
はじめて不動産の売買をされる方、これから契約を控えている方は、ぜひ参考にしてください。


目次

1. 不動産売買の「契約」と「所有権移転」は何が違う?

まず、「売買契約」と「所有権移転」は異なる工程です。それぞれの意味を整理しておきましょう。


● 売買契約とは?

売主と買主が、不動産の売買について**「この条件で売ります」「この条件で買います」**という合意を書面にしたものが「売買契約書」です。

契約時には、

  • 売買契約書の署名・捺印
  • 手付金の授受
  • 重要事項説明書の交付
  • 身分証の確認など

が行われます。


● 所有権移転とは?

実際に代金を支払い、名義を売主から買主に変更することを「所有権移転(決済)」といいます。
司法書士が登記を代行し、所有者が正式に買主へと移る手続きです。

このときに、

  • 売買代金の残代金支払い
  • 登記関係書類の授受
  • 鍵の引き渡し
  • 固定資産税等の清算

などが行われます。


2. 売買契約はどこで行う?弊社の実例をご紹介

弊社では、売買契約の締結を主に以下の場所で行っています。


✅ 自社事務所(ひたちハウス:IIK株式会社)

もっとも多いのが、弊社の事務所での契約です。

  • 書類をすぐに印刷・修正できる
  • 不明点をその場でご説明できる
  • 署名・捺印のサポートもスムーズ

地方の不動産取引においては、「落ち着いた場所で話しながら契約したい」という方が多く、事務所でのご契約は安心感もあります。


✅ 司法書士事務所

次に多いのが、提携する司法書士事務所での契約と同時の登記準備です。

  • 所有権移転や登記の内容をその場で確認できる
  • 必要書類の不足などにも即時対応可能
  • 相続関連の相談も並行して行えるケースもあり

特に、売主様・買主様のどちらかが不動産に不慣れな場合や、複雑な案件では司法書士立ち会いのもとでの契約が安心です。


✅ 銀行・金融機関(融資を伴う場合)

買主様が住宅ローンや不動産投資ローンなどを利用する場合は、借入先の銀行で売買契約や所有権移転手続きを行うケースもあります。

  • 融資の実行と同時に残代金を支払える
  • 抵当権設定などの書類もその場で処理
  • 金融機関が関与することで信頼性アップ

この場合、銀行の応接室などを使って関係者が一堂に会し、手続きを完結させます。


3. 所有権移転(決済)はどこで行う?ケース別の対応例

所有権移転(決済)についても、案件の性質や関係者の希望により、場所が変わります。


● 【パターン①】融資を利用する場合:銀行で決済

買主が金融機関の融資を使って購入する場合、融資の実行と同日に「決済+所有権移転+鍵の引渡し」をまとめて行うのが基本です。

そのため、融資元の銀行で行うことが多く、以下のような手順となります:

  • 買主:残代金を銀行で振込手配
  • 売主:必要書類を司法書士へ提出
  • 司法書士:登記申請の準備と確認
  • 弊社:契約完了後の鍵の引渡し

● 【パターン②】現金取引の場合:弊社事務所 or 司法書士事務所

ローンを利用しない現金購入の場合は、柔軟なスケジューリングと場所選びが可能です。

  • 弊社の事務所にて、現金・振込での支払いを確認
  • 司法書士が書類確認・登記書類の受領
  • 鍵を買主様へお渡し

特にスムーズな案件では、契約から決済までを同日に同じ場所で実施することもあります。


● 【パターン③】遠方・高齢・体調不安がある場合:郵送やオンライン対応も可能

近年では、

  • 高齢で出歩けない
  • 売主・買主の居住地が離れている
  • スケジュールがどうしても合わない

といった理由から、郵送・オンラインでの契約や決済を組み合わせる対応も増えています。

弊社では、司法書士と連携し、

  • 事前に書類を郵送
  • オンラインでの重要事項説明(IT重説)
  • 書類確認・振込・登記申請

といった非対面式の取引も対応可能です。


4. 「場所はどこでもいい」と思っていませんか?適切な選定が重要

売買契約や所有権移転を「どこで行うか」は、取引のスムーズさや安心感に大きく影響します。

たとえば、

  • 交通アクセスが悪い場所で高齢者を呼び出す
  • 司法書士不在で書類に不備が発覚
  • 銀行での残金振込に時間がかかってトラブルに

など、「場所の選定ミス」で余計なストレスや手戻りが発生する可能性も。


5. 弊社が大切にしているのは「柔軟性と安心」

弊社では、以下のような方針で取引場所を決定しています。

✅ 売主様・買主様のご希望を最優先
✅ 必要書類のやり取りがスムーズにできる場所
✅ 万が一の書類不足や確認事項に即対応できる環境
✅ 融資実行の流れも考慮した場所選び

そのため、取引場所は「弊社事務所」「司法書士事務所」「銀行」「市役所」「出張対応」など、一律ではなく案件ごとに最適な形をご提案しています。


まとめ|売買契約・所有権移転は「どこでやるか」が取引成功のカギ

不動産の売買契約や所有権移転は、一生に一度あるかないかの大きな手続きです。
だからこそ、「どこでやるか?」は意外と重要なポイントです。

  • 契約書類の準備が万全にできる場所
  • 司法書士や銀行と連携が取れる環境
  • 当事者全員が安心して臨める雰囲気

こうした条件がそろった「適切な場所」で手続きを行うことで、トラブルを防ぎ、円滑で安全な取引が実現できます。


ご相談・お問い合わせはこちらまで

ひたちハウス(IIK株式会社)
〒319-2143 茨城県常陸大宮市根本297-1
TEL:0295-58-6268(不動産専用)
営業時間:8:30〜17:00(年中無休)
公式サイト:https://hitachihouse-24.com

この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)

ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。

ひたちハスウ代表石川実似顔絵
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