
【完全ガイド】再建築不可・接道なし・ボロボロの空き家を売るために知っておくべきこと

こんにちは。茨城県常陸大宮市で空き家・古家・土地の買取と活用を行っている ひたちハウス(IIK株式会社) です。
「再建築不可だから売れないと言われた」
「接道義務を満たしていない旗竿地で誰にも相手にされない」
「築50年以上、雨漏りもしていてもうボロボロ…」
そんな状態の空き家でも、実は“売る方法”はあるのです。
本記事では、以下のような“売れにくい”とされる空き家を持つ方に向けて、
- ✅ 再建築不可物件の定義と特徴
- ✅ 接道なしの土地がなぜ売れないのか
- ✅ ボロボロの空き家を売るために必要な準備
- ✅ 実際に売却に成功した事例
- ✅ 買取可能な業者の見つけ方
まで、プロがわかりやすく徹底解説いたします。
目次
◆ 再建築不可・接道なし物件とは?
◼ 再建築不可物件とは?
都市計画区域内では、「建築基準法第43条」により、原則として4m以上の道路に2m以上接していない土地には建築物を建てられません。
この条件を満たさない土地の上にある建物が「再建築不可物件」です。
つまり:
- 今ある建物は使える(既存不適格)
- 解体してしまうと、新築はできない
- 増築・建て替えも原則NG
という厄介な制限付き物件です。
◼ 接道なしの空き家とは?
いわゆる“旗竿地”や“袋地”など、道路に直接面していない土地が該当します。
建築の許可が下りないだけでなく、消防車や救急車の進入も難しいため、安全面でも懸念されます。
❗注意ポイント
- 不動産仲介業者が「取り扱い不可」と断ることが多い
- 一般の買主が住宅ローンを組めない(融資が通らない)
- 土地単体での価値が低いと見なされる
➡ だからこそ、専門業者への売却や特殊な活用方法がカギとなるのです。
◆ 売れにくい空き家でも、売れるケースとは?
実は「売れない」わけではなく、売れるルートや相手が限られているだけです。
✅ 1. 隣地所有者に売る
「再建築不可」でも、隣地と合わせると再建築できるようになるケースがあります。
そのため、隣地を持っている人がこの土地を買えば、以下のようなメリットがあります:
- 増築・建て替えが可能になる
- 駐車場や庭、倉庫などに利用可能
- 土地の価値全体が上がる
ひたちハウスでは、隣地所有者への交渉も無料で代行しています。
✅ 2. 再建築不要な用途で活用する
例:
- 資材置場・車両置場
- 家庭菜園・ドッグラン・仮設施設
- 太陽光設備用地(農地転用できれば)
つまり、「家を建てない前提」で買う人がいれば売れるということです。
✅ 3. 建物そのままをリフォームして使う
再建築不可でも、既存の建物がまだ使える場合は、そのまま住む・貸す・再生するという方法があります。
このパターンでは「築古・激安物件を探している投資家」や「DIY希望の個人」などがターゲットになります。
◆ ひたちハウスの再建築不可・ボロ家の買取実例
● 常陸太田市|築55年・接道1.5mの旗竿地
- 状況:雨漏り/風呂なし/トイレ汲み取り式
- 問題点:接道が2m未満 → 再建築不可
- 対応:そのまま買取 → 解体 → 隣地と合筆し活用へ
- 結果:半年で現金化完了、固定資産税の負担解消
● 那珂市|袋地+シロアリ被害+残置物あり
- 状況:屋根が崩れかけ/室内ゴミ多数/廃屋状態
- 問題点:接道ゼロ/再建築不可
- 対応:残置物含めて即日査定 → 更地化 → 畑用地として近隣に販売
- 結果:「もうどうにもならない」と諦めていた所有者様が感激
● 常陸大宮市|再建築不可の市街化調整区域物件
- 状況:市街化調整区域+接道1.2m+築60年以上
- 問題点:建築不可/隣地との境界不明
- 対応:測量・境界確定 → 解体 → 太陽光設置用地として企業に売却
- 結果:空き家放置10年→現金買取で資産整理成功
◆ 売却までの流れ(ひたちハウスの場合)
- お問い合わせ・ヒアリング
→ 写真や登記情報があれば調査可能(現地調査は無料) - 現地確認・再建築不可要因の分析
→ 道路幅・接道状況・建築制限などを行政に確認 - 隣地調査・活用可能性の診断
→ 合筆交渉や農地転用の可否も含めて検討 - 査定価格の提示と条件のご説明
→ 解体・残置物撤去費込みでのご提案 - 契約・決済・登記手続き
→ 司法書士立会い、現金一括支払い対応
◆ よくある質問(Q&A)
Q. 本当に売れるんですか?接道もなくてボロボロなんですが…
はい、そのままの状態で売れた事例が多数あります。
売れるかどうかは、「建て替えられるか」ではなく「どう使えるか」で判断します。
Q. 相続登記していない空き家でも大丈夫?
問題ありません。相続登記未了でも売却可能です。
当社提携司法書士がサポートいたします。
Q. 不動産業者に断られたのですが…
一般の仲介業者では扱えない物件でも、ひたちハウスは「買取専門」なので対応可能です。
Q. 解体や片付けもお願いできますか?
もちろんです。解体・整地・残置物処分まで当社で一括対応しますので、売主様側のご負担はありません。
◆ 再建築不可の空き家を放置するとどうなる?
- 固定資産税が毎年かかる(使っていなくても)
- 老朽化で倒壊や火災リスク
- 害獣・害虫の温床になる
- 近隣からの苦情・行政指導(特定空き家の指定リスク)
- 将来的に「誰にも売れなくなる」
放置すればするほど、価値は下がり、コストは上がっていきます。
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◆ まとめ|再建築不可・接道なしの空き家こそ、“プロに任せる”べき!
「再建築できないから売れない」
「接道がなくて手放せない」
「もう古すぎて価値はないと思っている」
そんな物件でも、売れる道・活かす道はあります。
ひたちハウスでは、茨城県を中心に、
- 再建築不可
- 接道義務未達
- 雨漏り・シロアリ・残置物あり
- 市街化調整区域・農地・旗竿地
など、「売れない」と言われた物件の買取実績が豊富です。
まずは無料で現地を確認し、「売れる可能性」をご案内します。
📞 お問い合わせ・無料査定はこちら
ひたちハウス(IIK株式会社)
〒319-2143 茨城県常陸大宮市根本297-1
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🕒 営業時間:8:30〜17:00
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✅ LINE・電話・メールで写真を送るだけでもOK
✅ 土日祝も事前予約で対応可能
✅ 空き家の名義変更や登記の相談も歓迎
この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)
ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。
