実家がゴミ屋敷でも売れる?片付け費用・売却方法・バレない裏ワザ

「親が住んでいた家がゴミ屋敷で…どうしよう」
「恥ずかしくて誰にも相談できない」

大丈夫。
その気持ち、よく分かります。

まず最初にお伝えします。

ゴミ屋敷でも売れます。片付けしなくても売れます。

そして、これ本音です。

片付けてから売るより、そのままで売った方が得になることが多いです。

なぜか?
理由は後ほどしっかり解説します。

この記事では、

  • ゴミ屋敷って実際どうなの?
  • 費用はどのくらい?
  • 片付けた方がいい?そのまま?
  • 不動産屋はどこまで対応してくれる?
  • トラブルを避けるための注意点

ここを全部わかりやすくまとめました。


目次

◆そもそも「ゴミ屋敷」ってどんな状態?

ざっくり言うと…

  • 床が見えない
  • ゴミ袋が山積み
  • ペットの排泄物あり
  • 冷蔵庫内は地獄
  • 畳がふかふか(カビ)
  • 匂いがすでに主張してくる

これ、現場では普通です。
引かれません。慣れてます。

むしろ、

「戸棚の中キレイじゃん、優秀」

ぐらい思います。


◆結論:片付ける必要はある? → 基本はしなくていい

理由はシンプル。

  • 片付け代が高額
  • リフォーム前提になることが多い
  • 不動産業者や片付け業者が慣れている
  • 現状のまま買う人がいる(投資家、業者)

特に地方は
「片付けても築古は結局フルリフォームor解体」

つまり、

片付け代を回収できない

これが現実。

片付けてスッキリ=気持ちいい
でも、財布は軽くなる。


◆片付け費用の相場

ケース費用相場
軽い生活ゴミ10〜30万円
2階建て・物いっぱい30〜80万円
ペット臭・腐敗・害虫80〜150万円
重度ゴミ屋敷150〜300万円以上
解体+撤去100〜250万円(建物による)

特に「物が多い+庭にもある+物置あり」は爆発的に膨らみます。

片付け費用で破産しかけた相続人、見たことあります。


◆「売る前に片付けた方が高く売れる」は嘘?

半分本当、半分嘘。
現場的な答えはこちら。

都市部の綺麗にリフォームして再販できる家 → 片付け検討アリ
地方の築古&古民家 → 片付け不要、現状で売れ

例えば地方で築40年以上、設備古い、水回り終わってる
→片付けてもプラス評価になりません。


◆片付け派 vs 現状売り派 比較

片付けて売る現状で売る
良い点印象○コスト不要・早期売却
悪い点コスト高、時間かかる見栄え悪い(でも買う人いる)
向き都心、リフォーム向け物件地方、築古、古民家

地方では
見栄えよりスピード&コスト削減が正解。


◆「売る準備」より「情報整理」が大事

必要なのは掃除より書類。

  • 固定資産税納付書
  • 相続関係書類
  • 登記簿
  • 権利関係
  • ゴミ処理についての合意(相続人間)

家を綺麗にする前に
書類を揃える方が100倍重要。


◆実際の「あるある相談」

❓ 臭いがキツいんですが…

→現場あるある。消臭できます。問題なし。

❓ 親の荷物、触りたくない…

→分かります。気持ち整理できるまでOK。
 そのまま売る選択肢も。

❓ 近所に知られたくない

→夜間・少人数で対応可能な業者もあり。

❓ 兄弟と揉めてて…

→このパターン、めちゃ多い。
 中立で進める方法あります。


◆プロ視点:ゴミ屋敷が“逆に強み”になるケース

  • 片付け費用を抑えたい投資家に刺さる
  • DIY好きに刺さる
  • 古民家再生系YouTuberが好きな物件

最近は
「自分で片付けてSNSで発信する人」までいます。

時代が変わりました。
恥じゃありません。商機です。


◆売るならどこに相談すべき?

相談先得意/特徴
地元の不動産屋手堅いが、ゴミ物件苦手な所も多い
大手仲介綺麗な家向け。ゴミ屋敷は嫌がる傾向
買取専門業者早いが価格は低め
片付け+買取を両方扱う会社最強。ワンストップ

ポイントは
**「ゴミ屋敷経験がある業者」**を選ぶこと。

普通の不動産屋は
萎縮・敬遠・正直テンション下がります。

現場慣れしてる会社なら
「はい、いつもの感じですね」とサクサク進みます。


◆まとめ

ポイント内容
✅ ゴミ屋敷でも売れるしかもそのまま売れる
✅ 片付け費用高い100万〜300万
✅ 地方築古は片付け不要コスパ悪い
✅ 必要なのは掃除じゃない情報整理と戦略
✅ ゴミ屋敷経験ある業者に相談ここが命

空き家放置すると

  • 税金6倍
  • 近隣トラブル
  • 管理地獄

時間が経つほど大変になります。

恥ずかしい物件なんてありません。
放置する方が恥です。


◆最初の一歩は「相談する」だけでいい

  • 見られたくない → 気持ち分かる
  • 掃除無理 → そのままでOK
  • 相続で揉めそう → 中立で進められる
  • 遠方で見に行けない → 現地確認します
  • 鍵なかった → 開け方あるのでご安心を

まずは、
「どうしたらいい?」の一言で大丈夫。

一緒に最適な出口を探しましょう。
片付けはゴールじゃない。問題解決の手段です。

この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)

ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。

ひたちハスウ代表石川実似顔絵
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