
山林を売る方法|不動産会社が教えるスムーズな売却の流れと注意点

「相続で山林を引き継いだけれど使い道がない」
「固定資産税だけ払っていて、もう手放したい」
そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
日本の国土の約67%は森林で、その中には個人が所有する**山林(民有林)**も多く存在します。しかし、住宅地や農地と違い、山林の売却は特殊な手続きや条件があり、スムーズに進めるためには知識が必要です。
この記事では、不動産会社の視点から山林を売るための方法・必要書類・注意点・高く売るコツを徹底解説します。
目次
1. 山林を売る前に知っておくべきこと
1-1. 山林は売却しにくい不動産
山林は需要が限られるため、住宅地のようにすぐに買い手が見つかるわけではありません。
- 山林を必要とする人は、製材業者・資産家・隣接地所有者・キャンプ事業者など限られています。
- 価格は地目が山林のままか、転用可能かで大きく変わります。
1-2. 固定資産税と維持管理の負担
山林は固定資産税が比較的安いですが、長年放置すると境界不明や樹木の管理問題が発生し、隣地トラブルの原因にもなります。
2. 山林の売却方法
2-1. 不動産会社に仲介を依頼
一番一般的なのは、不動産会社に仲介を依頼し、買い手を探してもらう方法です。
- メリット:市場価格で売れる可能性がある
- デメリット:買い手が見つかるまで時間がかかる場合あり
2-2. 不動産会社や専門業者に直接買取
早く手放したい場合は、不動産会社や山林買取業者に直接売却する方法もあります。
- メリット:現金化が早い(最短数日)
- デメリット:市場価格より低くなる可能性がある
2-3. 隣接地の所有者に売る
隣接地の所有者は境界を明確化でき、利用範囲を広げられるため、購入意欲が高い場合があります。
2-4. 事業者に売る
太陽光発電事業やキャンプ場開発を計画している事業者が購入するケースもあります。
この場合は用途地域・農地転用・伐採規制などの法的チェックが必須です。
3. 山林売却の流れ
STEP1. 資料準備
売却には以下の資料が必要になります。
- 登記簿謄本(全部事項証明書)
- 公図
- 地積測量図(なければ現地測量が必要な場合あり)
- 固定資産税納税通知書
STEP2. 現地確認と境界調査
山林は境界が不明確な場合が多く、測量士による境界確定が必要になることがあります。
費用は数十万円~かかることもあります。
STEP3. 査定
山林の価値は、立地・面積・樹種・アクセス・転用可能性で決まります。
不動産会社や専門業者に査定を依頼しましょう。
STEP4. 販売活動
仲介の場合は、不動産ポータルサイト・山林専門サイト・空き家バンクなどを活用して買い手を探します。
STEP5. 契約・決済
売買契約書を作成し、代金受領と同時に所有権移転登記を行います。
山林の場合、農地法や森林法の届出・許可が必要になるケースがあります。
4. 山林売却に必要な法的手続き
4-1. 森林法の届出
面積や場所によっては、市町村長への所有者変更届出が必要です。
4-2. 農地法の許可
山林の一部が農地を含む場合、農地法による許可申請が必要です。
4-3. 伐採や開発の規制
- 森林法による伐採届
- 都市計画法による開発許可
- 自然公園法などの規制エリアの場合は別途許可
5. 山林を高く売るためのポイント
5-1. 測量して境界を明確にする
境界がはっきりしている土地は買い手の安心感が高く、成約率が上がります。
5-2. 用途転用の可能性を調べる
山林でも、用途地域や接道条件次第で太陽光発電や別荘用地に転用可能な場合があります。
5-3. 樹木や資源の価値を査定に含める
杉・檜などの木材が売却益を生む場合があり、伐採業者と連携すると有利になります。
5-4. 専門業者とのネットワーク
山林取引は一般の住宅不動産会社では取り扱い経験が少ないため、山林に詳しい不動産会社を選ぶことが大切です。
6. 売却時の注意点
- 相続登記を済ませてから売却する
相続登記義務化により、未登記では売却できません。 - 固定資産税・管理費用の精算
引渡し時点で日割り精算が必要です。 - 買主の利用目的の確認
違法な開発や廃棄物投棄を避けるため、契約時に利用目的を明記します。
7. 当社(ひたちハウス)の山林売却サポート
- 山林・原野・雑種地も査定可能
- 未登記や境界不明の土地も対応
- 太陽光発電用地やキャンプ用地としての活用提案
- 残置物・立木付きでも買取OK
- 年中無休でスピード査定
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8. まとめ
- 山林の売却は住宅や農地と比べて手続きが複雑
- 森林法・農地法などの法令確認が必須
- 境界確定や用途転用の可能性を調べることで価値が上がる
- 専門知識のある不動産会社を選ぶことが成功のカギ
山林の売却でお悩みなら、まずは無料査定をご利用ください。
山林売却・相談はこちら(ひたちハウス公式)
この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)
ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。
