
激安「100万円以下の家」の正体。DIYで直せる「お宝物件」と、手を出してはいけない「危険な廃墟」の見極め方

こんにちは! 茨城県常陸大宮市の不動産屋、「ひたちハウス」代表の石川です。
最近、ネットの不動産サイトや空き家バンクを見ていると、驚くような価格の物件が出てくることはありませんか? 「売り家 50万円」「土地付き建物 80万円」……。
都内の方から見ると「桁が一つ間違っているのでは?」と思われるかもしれませんが、ここ茨城の地方エリアでは、決して珍しいことではありません。
DIYブームや田舎暮らしへの憧れから、こうした激安物件に問い合わせが殺到することもあります。 しかし、不動産のプロとして、これだけは言わせてください。
「安いには、必ず理由があります」
その理由が、「直せば光る原石(お宝)」なのか、それとも「お金を吸い取り続けるブラックホール(廃墟)」なのか。その見極めができないまま購入するのは、ギャンブルでお金を捨てるのと同じです。
今回は、あえて築古(ちくふる)やボロ物件を積極的に扱っている私たちが、「素人が手を出してはいけない物件」と「狙い目の物件」の違いをこっそりお教えします。
目次
1. なぜ「100万円以下」で売られているのか?
まず、怪しまれるのが「何か事件があった事故物件なのでは?」という点です。 もちろん告知事項がある場合もありますが、激安物件の9割以上はそうではありません。単純に以下のような理由です。
- 築年数が古い(築40年〜50年以上): 建物の価値が査定上「ゼロ」になっている。
- 修繕が必要: 雨漏りや床のたわみがあり、そのままでは住めない。
- 相続した子供が早く手放したい: 維持費や固定資産税がかかるので、タダ同然でもいいから処分したい。
つまり、「現状のままでは住めないけれど、直せば住めるかもしれない」という状態で市場に出ているのです。
2. 買ってはいけない!修繕費が青天井になる「危険な廃墟」3つの特徴
DIYで直せるといっても、限度があります。 以下の3つの症状がある物件は、プロのリフォーム業者でも手を焼くレベルです。予算が潤沢にある場合を除き、避けたほうが賢明です。
① 家が「傾いている」・基礎が「割れている」
ビー玉を置いて勢いよく転がるレベルの傾きは要注意です。 建具(ドアや窓)の建付け調整だけでは直りません。「ジャッキアップ」という工事で家全体を持ち上げて基礎から直す必要があり、これだけで数百万円〜1000万円コースになることもあります。
また、基礎のコンクリートに大きな亀裂(クラック)が入っている場合も、地震で倒壊するリスクが高いためNGです。
② シロアリ被害が「柱」まで到達している
床の一部がフカフカする程度なら、床板を張り替えれば済みます。 しかし、柱を叩いて「空洞音」がしたり、指で押してズブズブと沈むような場合は、構造体の内部までシロアリに食べられています。 家の骨組みをやり直す必要があり、新築を建てるのと変わらない費用がかかってしまいます。
③ 「再建築不可」の土地で、倒壊寸前
「今の家を壊したら、新しい家は建てられません」という法規制がある土地(再建築不可物件)です。 この場合、今の建物をリフォームして使い続けるしかありません。しかし、その建物が倒壊寸前のボロ家だった場合、直すこともできず、壊して建て替えることもできず、ただ土地の管理責任だけが残る「負動産」になってしまいます。
3. これは狙い目!見かけは悪いが直せば光る「お宝物件」
一方で、一見するとボロボロで誰も買わなそうな物件でも、実は「お宝」であるケースがあります。 ライバル(他の購入希望者)が逃げ出すような見た目でも、以下の条件なら「買い」の判断ができます。
① 雨漏りはしているが「範囲が狭い」
「雨漏り物件」と聞くと皆逃げ出しますが、実はチャンスです。 屋根全体が波打って崩れているのは論外ですが、「天井の一部分だけにシミがある」程度なら、瓦のズレを直したり、コーキング処理をするだけで止まることもあります。 雨漏りが止まれば、あとは内装(天井板やクロス)を張り替えるだけ。数十万円で劇的に改善する可能性があります。
② 「残置物」が山のようにある
玄関を開けたら、親の遺品やゴミが天井まで積み上がっている……。 一般の方はこれを見て「うわっ、汚い!」と帰ってしまいますが、これこそが最大のチャンスです。
「建物自体」ではなく「ゴミ」に圧倒されているだけではありませんか? 荷物は、業者に頼んで全部捨てても数十万円です。荷物を退かしてみたら、床や壁は意外と綺麗だった、というケースは山ほどあります。 「汚いから安くして」と値引き交渉もしやすく、片付けさえクリアできれば高利回りの物件に化けます。
③ 水回りが古いが、スペースはある
「トイレが汲み取り式(ボットン便所)」「お風呂がタイル張りで寒い」。 これも敬遠される要素ですが、リフォームの費用対効果が一番高いポイントです。 浄化槽を入れたり、ユニットバスを入れるスペースさえあれば、最新の設備に入れ替えられます。ボロ家でも水回りさえ新品なら、賃貸でもすぐに入居が決まります。
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4. ひたちハウスは「ボロ物件」の味方です
大手ハウスメーカーや一般的な仲介業者は、こうした100万円以下の物件を扱いたがりません。 なぜなら、調査の手間がかかる割に、仲介手数料が少なくて儲からないからです。また、売却後のクレーム(契約不適合責任)を恐れる傾向にあります。
しかし、私たち**ひたちハウス(IIK株式会社)**は違います。
常陸大宮市を中心に、地域に根ざしているからこそ、空き家問題は「他人事」ではありません。 ボロ物件であっても、 「ここは基礎がしっかりしているから大丈夫」 「ここは屋根の葺き替えが必要だから、あと200万円は予算を見てください」 と、リスクを正直にお伝えした上で取引をお手伝いします。
DIY好きの方、投資家の方へ
私たちは、リフォーム業者の紹介も可能ですし、「自分で直したいから、現状のままで安く買いたい」というご相談も大歓迎です。
「この物件、本当に買っていいの?」と迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。 プロの視点で、それが「お宝」か「廃墟」か、ズバリ診断させていただきます。
【ボロ物件・空き家の買取・相談はこちら】 ひたちハウス(IIK株式会社) 〒319-2143 茨城県常陸大宮市根本297-1 電話:0295-55-8829 代表:石川 実
🏠 公式ホームページ https://hitachihouse-24.com/
📩 お問い合わせフォーム https://hitachihouse-24.com/contact/
この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)
ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハウス、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。







