深刻化する現在の空き家問題と対策!

最近の空き家に関する情報として、いくつかの点をご紹介します。

空き家の現状

2023年10月時点で、日本全国の空き家は約900万戸に達しており、過去最多を記録しました。これにより、日本の全住宅の約13.8%が空き家となっており、30年間でその数は約2倍に増加しています。この急増の背景には、高齢化と人口減少が大きく影響しています。

空き家の問題点

適切に管理されていない空き家は、防災、衛生、景観などの面で多くの問題を引き起こします。台風や地震によって外装材や屋根材が飛散したり、倒壊の危険性が高まったりするだけでなく、ねずみや害虫の発生、ごみの散乱、外壁の破損などが生じる可能性があります。これらは近隣住民に深刻な影響を与えることが多く、さらに治安の悪化や衛生問題も引き起こします。

空き家対策の法整備

2024年は空き家問題解決の元年と位置づけられており、さまざまな法整備が進行中です。2024年4月からは相続登記が義務化され、相続空き家の3000万円特例の適用条件も緩和されました。これにより、相続登記を怠ると罰則(10万円以下の過料)が適用されることとなり、過去にさかのぼっても適用されるため、所有者の意識が高まることが期待されています。

弊社の取り組み

弊社では、雨漏りや老朽化などの問題を抱えた空き家の買い取りを積極的に行っています。写真のように、雨漏りによって大きな損傷を受けた家も適切に修繕し、新しい価値を提供しています。どんな状態の空き家でも、お気軽にご相談いただければと思います。

空き家の問題は深刻ですが、適切な対策と管理を行うことで、地域社会に貢献することができます。もし空き家でお困りのことがありましたら、ぜひ弊社までご連絡ください。

この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)

ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。

ひたちハスウ代表石川実似顔絵
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