こんにちは!不動産業を営む私たちは日々さまざまな物件管理に携わっていますが、先日驚くような出来事がありました。今回は、その経験をもとに「貸家管理の重要性」についてお伝えします。不動産業界の方はもちろん、物件オーナーや賃貸経営に興味のある方にも役立つ内容です。
空き家?いや、貸家のはずが…
ある日の夜19時30分頃、警察から電話がありました。
「貸家なのに電気がついている」との通報を受けて確認したところ、警察が立ち会いのもとブレーカーを下ろしたという内容でした。
驚きました。「家賃滞納もない、契約中の貸家がなぜ空き家と思われるのか?」まったく理解できず、翌朝、現地へ確認に向かいました。
現地で見た「空き家同然」の光景
現地に到着すると、物件は草が生い茂り、外観も廃墟のような状態。
リフォーム済みの室内に入ると、ゴミだらけで人が住んでいる形跡が見当たりません。
まさか…と思いながらも、お隣さんに事情を聞いたところ、「入居者の身内が入院したため、東京へ帰ったようだ」とのこと。
その後、数回の連絡の末、ようやく入居者と繋がりました。そして事実が判明しました。
状況の背景とその後の対応
入居者は、身内の事情で物件を長期間空けており、数ヶ月後に正式に退去する意向を示されました。
不在の間に草が伸び、物件が廃墟化したように見えてしまったことが原因でした。
この経験から、物件管理における「入居者とのコミュニケーション」の大切さを再確認しました。
貸家管理で気をつけたいポイント
今回の出来事を踏まえ、貸家管理のポイントを以下にまとめました。
1. 定期的な巡回の実施
長期間不在が続く場合、草刈りや外観チェックなどをオーナーや管理会社が行うことで、空き家化を防ぐことが可能です。
2. 入居者とのコミュニケーション強化
不在期間や予定について事前に共有してもらうことで、トラブルを未然に防げます。定期的な連絡が重要です。
3. 警察や近隣住民との連携
万が一の際には、警察や近隣住民からの情報を活用することで迅速な対応が可能になります。
4. 物件の適切なメンテナンス
空き家のように見えないよう、適宜メンテナンスを行うことが大切です。特に草刈りや外壁の清掃などは見た目にも大きく影響します。
弊社の取り組み
弊社では、自社で40棟ほどの物件を所有・管理しています。今回の経験を教訓に、よりきめ細やかな管理体制を構築し、入居者様との連携を強化していく所存です。
物件管理に関するご相談や、不動産業に関する情報提供をご希望の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
貸家管理は単なる賃貸契約の延長ではなく、オーナー・管理会社・入居者が協力してトラブルを防ぐ「チームワーク」が必要です。
定期的な巡回やコミュニケーションを意識することで、物件の価値を維持し、快適な住環境を提供することができます。
物件管理のご相談は【IIK株式会社】まで!
📞 お問い合わせ先:
TEL/FAX: 0295-55-8829
携帯: 090-7939-6618
✉️ Email: uranaipom@yahoo.co.jp
今回の内容を参考に、ぜひ貸家管理の見直しをしてみてください!
この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)
ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。