融資の本審査にはお金がかかる|弊社の失敗事例と無駄な費用を防ぐための注意点

不動産購入において「住宅ローンや事業用融資の本審査」を受ける場面は必ず訪れます。
しかし、この本審査は無料ではなく、場合によっては数万円単位の費用が発生することをご存じでしょうか?

今回は、不動産会社としての経験から「本審査の費用負担」に焦点をあて、実際に弊社が経験した失敗事例と、無駄な費用をかけずに融資を進めるためのポイントをご紹介します。


目次

1. 融資の「本審査」とは?

住宅ローンや不動産購入資金を借りる際には、通常以下の流れをたどります。

  1. 事前審査(仮審査)
     年収、勤務先、借入状況、希望額などをもとに、融資可能かどうかの簡易判断を受けます。
     この段階は無料のケースがほとんどです。
  2. 本審査
     事前審査を通過した後、購入物件の詳細、本人確認書類、収入証明、登記簿謄本などを提出し、正式な融資可否を判断します。
     本審査では金融機関の内部審査に加え、保証会社による審査や不動産評価(担保評価)が行われ、ここで費用が発生することがあります。

2. 本審査にかかる費用の内訳

2-1. 保証料や事務手数料

本審査申し込み時点で保証会社の審査手数料や金融機関の事務手数料がかかる場合があります。
金額は数千円〜数万円程度。

2-2. 評価料(担保評価費用)

金融機関は担保となる物件の価値を査定します。

  • 土地・建物の評価料:1〜5万円程度
  • 場合によっては現地調査費用が別途必要

2-3. その他の費用

登記簿謄本や公図の取得費用、印紙代なども含まれることがあります。


3. 弊社の失敗事例|物件最終確認を怠った結果…

ここからは、実際に弊社が経験した融資本審査に関する失敗談をお伝えします。
これは「お金をかけて本審査を受けたのに、結局ムダになった」典型例です。

3-1. 事の経緯

  • あるお客様が、水戸市内の売り出し物件購入を希望。
  • 事前審査は無事通過。
  • 本審査に進むため、必要書類を揃え、保証料や評価料を含めた数万円の費用を支払い。

3-2. 重大な確認不足

本審査の申込時点で、売主の「本当に売る意思」があるかどうかの最終確認をしていなかったのです。
仲介業者からは「販売中」と聞いていたものの、実際には売主が心変わりしており、売却を取りやめる方向に傾いていました。

3-3. 結果

  • 本審査は途中まで進んだが、売主が正式に売却拒否。
  • 物件売買は中止に。
  • 支払った手数料・評価料は返金されず、数万円が完全に無駄になってしまいました。

4. この失敗から学べる教訓

  1. 売主の意思確認は最優先
     本審査前に、必ず売主に「契約可能な状態」であることを直接または仲介経由で確認すること。
  2. 契約日を確定させてから本審査へ
     売買契約が確定していない状態で本審査に進むのはリスク大。
  3. 費用発生の有無を事前に確認
     金融機関や保証会社によっては、本審査時に費用が発生するため、金額と返金可否を必ず聞く。

5. 本審査前にやるべきチェックリスト

  • 売主が売る意思を明確にしているか
  • 売買契約日が確定しているか
  • 他の購入希望者との競合状況を確認
  • 本審査で発生する費用と返金条件を把握
  • 物件の法的問題(抵当権、境界問題など)がないか確認

6. 無駄な費用を防ぐためのポイント

6-1. 「仮審査」段階で情報を固める

事前審査は無料のことが多く、この時点で物件や条件を固めることでリスクを減らせます。

6-2. 契約と本審査をできるだけ近づける

売主の気持ちが変わるリスクを減らすため、契約直後に本審査を申込むのが理想。

6-3. 不動産会社に仲介してもらう

経験豊富な不動産会社なら、売主の意向や物件状況の確認を徹底してくれます。


7. 弊社ができるサポート

ひたちハウスでは、融資の本審査前に以下を徹底しています。

  • 売主への売却意思の再確認
  • 契約スケジュールの調整
  • 本審査費用の有無・返金条件の事前確認
  • 必要書類のスピード準備

これにより、お客様が無駄な費用を払うリスクを最小限に抑えます。


8. まとめ

  • 融資の本審査には保証料・評価料など数万円かかる場合がある
  • 売主の売却意思が曖昧なまま本審査を受けると、費用が無駄になるリスク大
  • 弊社の失敗事例では、最終確認不足で数万円を無駄にした
  • 本審査前の意思確認と契約確定が無駄な出費を防ぐカギ

不動産購入で融資の本審査を受ける前に、不安や疑問があればぜひご相談ください。
不動産購入・融資相談はこちら(ひたちハウス公式)

この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)

ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。

ひたちハスウ代表石川実似顔絵
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