間口の狭い土地は要注意!建築できない可能性も!

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要チェック!不動産の間口問題!

皆様、こんにちは!IIK株式会社の石川実です。

土地購入や建築計画を進める際に、間口の広さは非常に重要な要素となります。不動産における「間口(まぐち)」とは、建物や土地の正面の幅のことを指します。簡単に言えば、道路に面している部分の長さです。これが広いと駐車場を設けたり、庭を広くしたりすることができ、利便性が高まります。例えば、間口が広い場合、2台の車が横並びで駐車できるスペースを確保できたり、大きな窓を設置することができたり、間口は土地や建物の使い勝手に大きく影響する重要な要素と言えますね!

狭い間口には要注意!

問題は間口が狭い場合です。5m程度の間口の場合、駐車場が設置できない場合もあります。これだけでも不便ですよね!さらに問題なのは間口が2m以下の場合です。

間口が2メートル以下の土地

間口が2メートル以下の土地は、再建築ができない可能性があります。建築基準法には以下のように書かれています。

建築物の敷地は、道路(都市計画法、道路法等の法令の規定により道路とみなされるものを含む。)に2メートル以上接しなければならない。

建築基準法第43条第1項

この規定により、例えば、幅員が4メートル未満の道路にしか接していない敷地や、道路に接している部分が2メートル未満の敷地では、新しく建物を建てることができません。このため、土地購入の際には間口の広さを必ず確認することが重要です。

進入道路が20メートル以上の場合

さらに、間口までの進入道路が20メートル以上の場合、間口が3メートル以上なければ再建築ができません。これは、防災面や利便性を確保するための規制です。例えば、火災時に消防車が進入できるようにするためにも、一定の間口が必要となります。

以下の写真は、間口の狭い土地の例です。ご参考ください:

これらの規制をしっかりと理解し、適切な土地を選ぶことで、安心して建築計画を進めることができます。不明点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

ひたちハウスでは再建築不可の不動産、空き地等も喜んで買取いたします。管理等にお困りの際はぜひこちらからご相談ください。

お問い合わせ先:

皆様のご連絡をお待ちしております!

心からの感謝を込めて、 石川実 IIK株式会社

この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)

ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。

ひたちハスウ代表石川実似顔絵
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