こんにちは、IIK株式会社の石川です。今回は、福島県いわき市錦町南城にある一軒家を買取させていただいた事例をご紹介します。この物件は、一般的な不動産市場では取引が難しいとされる、いくつかの重大な問題を抱えていました。
まず、この物件は調整区域内にあり、再建築不可という制約があります。調整区域とは、都市計画上、新たな建物の建築や用途の変更が厳しく制限されているエリアのことです。このため、再建築ができず、現状のままでしか利用ができません。さらに、この物件は自己所有者しか住めないため、賃貸住宅としての活用は難しい状況です。
加えて、この物件には物理的な問題も多く存在していました。まず、排水設備が故障しており、通常の生活に必要な水回りの利用が困難です。さらに、建物自体に傾きが見られ、構造的な不安定さがありました。これに加え、床には抜けている箇所があり、安全性に大きな課題がありました。
このように、再建築が不可能であり、物理的な問題を多く抱えた物件は、通常の不動産取引ではほとんど取り扱われません。そのため、一般の不動産業者では購入を断られてしまうことが多いのが現実です。しかし、当社はこうした物件でも買取を行っています。
なぜなら、私たちは古家や問題のある物件の買取を専門としており、これまでに多くの同様の物件を扱ってきた経験があるからです。私たちが目指しているのは、お客様が抱える物件の悩みを解消し、迅速かつ円滑に売却を進めることです。持ち続けることによる維持費や税金の負担を減らし、早期の手放しによって安心を提供します。
問題物件を抱えていると、処分が難しいと感じることもあるでしょう。しかし、私たちのような専門業者にご相談いただければ、適正な価格での買取が可能です。早く手放す決断をすることが、後々の負担を軽減するためにも重要です。
もし、福島県いわき市錦町南城の物件と同様に、問題を抱える古い家をお持ちでしたら、ぜひ一度当社にご相談ください。皆様のお悩みを解決するために、全力でサポートいたします。お問合せをお待ちしております。
この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)
ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。