こんにちは、IIK株式会社の石川実です。この度、茨城県水戸市全隈町にある一軒家を買い取りましたので、ご報告いたします。
物件概要
- 所在地: 茨城県水戸市全隈町
- 築年数: 40年
- 間取り: 5LDK
- 価格: 60万円
- 区域: 市街化調整区域
- トイレ: 汲み取り式
- ボイラー: 古いタイプ
物件の特長
この物件は築古の一軒家で、前面道路が狭いこともあり、特に目立った条件とは言えません。しかし、市街化調整区域にあるため、通常では再建築が難しい場合が多いのですが、築年数が古いため、再建築や賃貸も可能な条件となっております。このため、当社の買取対象となりました。
当社のサービスについて
当社では、市街化調整区域にある築古の物件でも積極的に買取を行っております。このような物件は通常、再建築が難しいため売却が困難ですが、当社では豊富な経験と知識を活かし、お客様に最適な提案をいたします。今回の物件も、その一環として買い取りを決定いたしました。
市街化調整区域と市街化区域は、都市計画法に基づいて定められる区域で、それぞれの区域には異なる目的と規制があります。以下に、その違いを説明します。
市街化区域
目的:
- 既に市街地として発展している地域、または将来的に市街地として開発が予定されている地域。
特徴:
- インフラ(道路、水道、下水道など)の整備が進んでいる。
- 建築や開発が積極的に行われる。
- 土地の利用規制はあるが、基本的には建築や開発が許可されやすい。
- 商業施設や住宅、公共施設などの建設が進む。
具体例:
- 都市の中心部やその周辺。
- 住宅地や商業地としての開発が活発。
市街化調整区域
目的:
- 市街地としての開発を抑制し、無秩序な都市化を防ぐための地域。
- 農地や森林、自然環境の保全を重視。
特徴:
- 原則として新たな建築や開発が制限される。
- インフラ整備が進んでいないことが多い。
- 例外的に建築や開発が許可されることもあるが、厳しい条件が付される。
- 市街地としての開発が進まないように管理されている。
具体例:
- 都市周辺の農地や自然保護区域。
- 低密度の住宅地や農業地域。
まとめ
- 市街化区域は、市街地として開発・利用が進められる区域であり、インフラも整備され、建築や開発が容易に行える。
- 市街化調整区域は、開発を抑制し、農地や自然環境を保全するための区域であり、新たな建築や開発には厳しい制限がある。
このように、両者は都市計画の目的に応じて異なる規制が設けられており、土地利用の方針も大きく異なります。
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お問い合わせ
市街化調整区域にある物件でも、買取可能なケースがあります。お持ちの物件についてお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たちが全力でサポートいたします。
皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。
この記事を書いた人 石川実(ishikawa minoru)
ひたちハウス、IIK株式会社代表。
宅地建物取引士
空き家空き地の買取、リフォーム賃貸を手掛けるひたちハスウ、出張買取販売「出張リサイクルショップ24時」など茨城県内地域密着でお客様の悩みを解決するべく様々な事業を展開。プロの目線で空き家、空き地の管理方法等を伝授します。